幸せになる100の言葉   <書評>


自分のライフスタイルを考えていくとき、人間関係で疑問や悩みが

あるとき、本に助けてもらうことがあります。

この本はタオの名言集が紹介されています。もともとタオとは老子の

あるがままに無為自然に生きる という考え方のことで、

そのスタンスが幸せにつながると説いています。

もともと老子の考え方は好きなのですが、この本は、

老子/道教の考え方を1ページ名言に1ページ解説で簡潔にまとめているので、

あまり知らない方も取っつきやすいと思います。

 

いくつか印象に残った言葉があります。

「感情があるのが人間の自然だが、その感情をいつまでも引きずらない。」

「水のように人より下に下にいれば、気楽にいきてゆける。

しかしほとんどの人間は上へ上へと登ろうとして苦しくなる。」

「人は、人生をより幸せにするために学ぶ。」

「結果を追い求めるから苦しい。道中を楽しむことだ。」

他人と比較したり、欲のためにこだわりが過ぎると人は自分を苦しめて、

他人も苦しめることになる。

とても大事なことがたくさん書かれています。


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